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北海道でブリが豊漁?
2017年10月17日

9月初旬に始まった北海道の秋サケ漁は、10月中旬の時点で前年同時期の約6割程度の水揚げしかなく、記録的な不漁となっています。昨年も過去30年間で最低の水揚げでしたが、今年は更にそれを下回ることが確実な状況です。
一方で、ここ数年北海道でブリが採れるようになり、当社の工場がある標津港でも連日まとまった量が水揚げされています。
研究者によれば、近年の地球温暖化の影響により、北海道の特に道東の海水温が夏から秋にかけて高くなる傾向にあり、沖合に暖水の塊が形成されるため、ブリやメカジキなどの暖流系の魚が北海道でも採れるようになったということです。
北海道を代表する魚といえば、鮭、サンマ、ホッケなどですが、近年道内の鮮魚売り場に登場したブリ。北海道民にとってはあまり馴染みのない魚ですが、今後は食卓に定着して行くのでしょうか。