鮭の酒びたし -さけのさかびたし-
「鮭の酒びたし (さけのさかびたし)」は雄の秋鮭と塩のみを原料に半年ほど日陰干ししたものを薄切りにした鮭の町・村上の特産品です。「鮭の酒びたし」の名の由来は、薄切りを皿などに並べ、浸る程度の清酒をふりかけてから食べる事からです。※「鮭の酒びたし」の読み方は「さけのさかびたし」と読みます。
お酒に浸けること数分、お酒が十分しみ込んだところを食べるのが一般的で、お酒に浸さずそのままでも食べられますが、お酒に浸すと塩辛さが抑えられ、まろやかにお召し上がりいだけます。また生姜を千切りにして少々添えますとより風味が増します。
また、鮭の酒びたしは塩引鮭(塩引き鮭)と同じく鮭と塩のみを原料に仕込み、約半年間日陰干しにしてじっくりと熟成させる伝統の味です。真冬の寒風から始まり、初夏の梅雨を経て醸し出される独特の風味と旨味は格別です。
当地の気候風土でのみ仕上がる旨味の結晶を是非お召し上がりください。
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