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北海道で秋サケ漁解禁
2018年9月3日
ここ新潟はまだ暑い日が続いていますが、8月30日に全国に先駆けて北海道秋サケ定置網漁が解禁となりました。
水産庁の発表によれば、今期の来遊予想は平成以降最低だった昨年の1.8倍程度で、10万トン前後の水揚げが見込まれており、低水準ながら5年ぶりに前年を上回る見通しとなっています。
しかしながら、今年の解禁直後の平均目方は2.5キロ程度と序盤にしては非常に小さく、小型の鮭がまとまって水揚げされているようです。当地村上では塩引鮭の原料として4キロを超える大型のオス鮭が必要とされるのですが、今シーズンは原料の確保が難しくなりそうです。
日本食ブームや経済成長で、特に東南アジアを中心に日本食レストランが増え、サケやイクラの需要は増大の一途です。秋の深まりとともに、これから本格化する秋サケ漁ですが、予想を上回る豊漁を期待しています。