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居繰(いぐ)り網漁解禁
2018年10月29日

「鮭の町・村上」の秋の風物詩、三面川の鮭の居繰り網漁が21日にスタートしました。鮭の居繰り網漁は江戸時代から続く伝統漁法で、通常3艘の舟で行います。川を下りながら先導する1艘の舟が竹ざおで川面をたたきながら鮭を追い、残りの2艘が挟み撃ちするようにして網で捕まえるというものです。
解禁を待ちわびたベテラン漁師たちの息はぴったりで、手慣れた様子で舟を自在に操縦し、この日は最終的に22匹の鮭が水揚げされました。
解禁初日の日曜日とあって、取材に訪れたテレビ局のスタッフや、伝統漁法を一目見ようと駆けつけた観光客も多く、漁場は賑やかな一日となりました。
この居繰り網漁は11月末まで行われますが、曜日や天候によって漁の時間は変わるようです。見学をご希望の方は事前に漁協にお問い合わせの上、迫力ある漁風景をぜひご覧になって下さい。