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サケ・マス流し網漁解禁
2019年4月15日
今シーズンの日本200カイリ内サケ・マス流し網量が解禁となった4月10日午前0時、北海道の根室・釧路管内の各漁港から小型船が出漁しました。引き締まった表情の漁業者が大漁を願いながら漁場を目指し、真夜中の船出を見送る家族の姿も多く見られました。
札幌市の太平洋小型さけ・ます漁業協会によると、この日は全道から26隻が出漁し、うち24隻が釧根管内の各漁港から南方の漁場に向かったということです。翌週初めには初水揚げされる見通しで、漁期は7月7日までの約3か月間となっています。
流し網漁では、海中を回遊しているサケやマスが夜になると海面近くに上がって来る習性を利用して、夕方海面に浅く網を張り、翌早朝に掛かった魚を引き揚げます。網を固定せず、潮流に乗せて流すことから流し網漁と呼ばれます。近年の不漁を覆す大豊漁を期待しています。