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道産秋サケにお墨付き
2019年4月30日
北海道で行われている秋サケ定置網漁が、水産資源や海洋環境の保全に配慮した漁業に、日本水産資源保護協会がお墨付きを与える日本の水産エコラベル認証「マリン・エコラベル・ジャパン(MEL)」を取得しました。MELは2020年東京五輪・パラリンピックで使用される水産品の調達基準になっているほか、近く国際的に通用する認証となる見通しです。
対象となるのは道内の秋サケ定置網漁で水揚げされたサケで、人工ふ化放流事業を通して、サケ資源を毎年計画的に再生産していることが、持続可能な漁業に貢献していると認められたものです。
秋サケの海外輸出は現在、中国やベトナムなどアジア圏への輸出が大半を占めますが、国際的な信頼を得られることで、水産エコラベルが消費者に浸透し、認証水産物しか扱わない小売り大手もいる欧米向けの販路が広がる可能性も出て来ます。