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六歳市が開設100周年
2019年7月8日
村上市民の台所として多くの買い物客でにぎわう六歳市は、大正8年(1919年)に1軒の古着屋の出店がきっかけで始まった市場と言われ、今年で100周年を迎えています。翌大正9年には約100軒、ピーク時の昭和20年代には500軒まで出店者が増え、毎月6回2と7のつく日に開催されることから六歳市と呼ばれるようになりました。
現在では高齢化等により出店者数が約50軒と少なくなりましたが、地元で採れた新鮮な野菜、魚介類や山菜などの旬の食材から、衣料品や日用雑貨、生花など豊富な種類の品々が安価で販売されることから、一般客はもちろん、飲食店経営者や村上を訪れる観光客も足を運ぶ人気スポットとなっています。
スーパーやコンビニでの普段の買い物では体験できない、作り手や売り手とのふれあいや、値引き交渉のかけ引きは市場ならではの魅力と言えます。