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「大嘗祭(だいじょうさい)」へ塩引鮭を供納
2019年10月28日

天皇陛下が一代で一度だけ臨まれる「大嘗祭」が11月14日の夕刻から古式に則り挙行されますが、その大切な儀式に村上の塩引鮭が箱庭の机代物として供納されることとなり、先日弊社加工場にて、村上鮭加工業組合のメンバー共同でその仕込み作業に当たりました。
大嘗祭とは天皇陛下が即位後初めて行う新嘗祭のことで、その年の新穀を天皇陛下がお供えになり、自らも召し上がる一代一度の大祭で、新潟県からは村上の塩引鮭のほかに、柿、里芋、蓮根、乾しいたけが供納されます。
原料となる鮭は、当日朝に三面川で水揚げされたばかりのオス鮭5尾を三面川鮭産漁協から調達し、笹川流れ産の天然塩をふんだんに使用したオール地元産原料の特製の塩引鮭に仕上げます。供納予定の来月12日には出来栄えの良い3尾を宮内庁へ直接持参する予定になっています。