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伊茶仁(いちゃに)マス、デビュー
2020年7月13日
弊社の関連会社・(株)北海永徳がある北海道標津町では、今期の春定置網漁でサクラマスのブランド化に乗り出しました。標津漁港で水揚げされた2.5kg以上の特大サイズで、船上活締めを施し差別化を図った魚に「伊茶仁マス」と命名し、専用のタグをつけて出荷します。「伊茶仁」はアイヌ語に由来し「鮭の産卵場」を意味する標津固有の地名です。
早速ブランド化の影響があり、セリでは通常より6割~2倍強の高値がついていますが、中標津町のスーパーや居酒屋などで取り扱いが始まり、消費者の評判も上々とのことです。
昨年の秋サケ定置網漁で「王標(おうひょう)」と名付け、ブランド化に着手した船上一本〆の鮭児と併せて標津産の水産品の付加価値対策の一環で、新型コロナウイルスが収束すれば、札幌や豊洲など全国の主要消費地市場に出荷を始める予定です。