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ミニ村上大祭開催
2020年12月14日
国の重要無形文化財に指定されている村上大祭について地域の児童が学んだ成果を発表する「ミニ村上大祭」が市内の村上小学校体育館で開催され、10月から準備を進めてきた法被姿の3年生42人が手作りの屋台を威勢よく曳き回しました。
7月に開催される村上大祭本番の屋台には各町内自慢の人形などの載せ物が屋台上部に飾られますが、この日の2台の手作り屋台には無病息災と長寿を願う「鶴と亀」、三面川に遡上する「鮭」の載せ物がそれぞれ飾り付けられました。
地域の将来を担う児童たちが、地元の伝統的な行事や風習について勉強し、発表の場を持つことは、先人たちが築いてきた伝統に理解を深める貴重な体験の場であると思います。今年は新型コロナウイルス感染症の影響により中止となった村上大祭ですが、来年は盛況に開催され、町に活気が戻ることを期待しています。