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サンマ小型船、初水揚げ
2021年8月24日
北海道東沖サンマ棒受け網漁の小型船が8月19日、根室市の花咲港と厚岸市の厚岸漁港に戻り、3隻が計3.1トンを初水揚げしました。今年は7月から道東沿岸で行う流し網漁で1匹の水揚げもなかったため、例年より1ヶ月も遅いサンマの初水揚げとなりました。
花咲港では19日昼過ぎ、2隻が計3トンを水揚げし、高値はキロ当たり9504円で、前年比では15%ほど安い値を付けました。漁労長の談によれば、魚群は薄いものの、型は良いし脂ものっているとまずまずの評価のようです。
一方、厚岸漁港では19日未明に1隻が戻り、154キロを水揚げしました。厚岸市場の競りで、キロ当たり3万240円と前年比2.5倍にあたる過去最高値を付け、厚岸漁港直売所では1匹3780円で店頭に並びました。これから漁が本格化して来るものと思われますが、庶民の秋の味覚・サンマの豊漁を期待しています。