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イヨボヤ会館でメダカ展
2022年8月1日
村上市のイヨボヤ会館では7月30日から8月14日の間、「身近なメダカ展」と題して、村上市内に生息する野生種のメダカや人気の改良メダカなど、6種類を展示しています。
田んぼや用水路に生息し、日本人にとって昔から身近なイメージがあるメダカですが、実は近年急速に生息地が減少し、1999年には環境庁によって絶滅危惧Ⅱ類に指定されています。身近な存在であったばかりに、住宅造成や農業改革など人間の経済活動の影響を強く受け、移動能力の低いメダカは大きく生息数が減少してしまったのです。
6種類のメダカは、野生種がキタノメダカ(黒メダカ)、改良メダカがヒメダカ、楊貴妃(ようきひ)、幹之(みゆき)、透明三色、琥珀ラメの5種類となっています。最近は野生のメダカを目にする機会が減っていますが、この機会にぜひご覧になってはいかがでしょうか。