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三面川で鮭の稚魚放流式開催
2023年4月24日
4月14日、三面川鮭産漁業協同組合第3ふ化場前にて、4年ぶりとなる「三面川鮭稚魚放流式」が開催されました。放流に先立ち地元神社の宮司による神事が執り行われ、新潟県知事をはじめ関係者ら約50人が参列しました。
神事後には三面川右岸に移動し、村上市内の6小学校から参加した5年生205名が鮭の稚魚を放流しました。この日放流した稚魚は体長6~7cm、重さ約0.9gに成長した約5万尾。児童らは大きな声で「行ってらっしゃい!元気でね!」などと声を上げながら稚魚を放流していました。
今年度放流した稚魚は約680万尾。昨年8月に発生した豪雨によりふ化場が一部損壊したため、例年の放流数800万尾は確保できませんでした。三面川の鮭の回帰率は0.3~0.5%程度と言われていますが、外洋で成長した鮭が再び母なる川・三面川に帰ってくる日を楽しみにしましょう。