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三面川の居繰網(いぐりあみ)漁スタート
2023年10月30日

10月21日から11月30日までの間、市内を流れる三面川で鮭の居繰網漁が行われ、村上は鮭シーズンの最盛期を迎えています。居繰網漁は江戸時代から伝わる鮭の伝統漁法で、現在では全国でも三面川だけに残る珍しい漁法です。鮭の町・村上の秋から初冬にかけての風物詩ともなっています。
居繰網漁は、「小回し舟」という川舟で川の流れに乗って網を操りながら川下に八の字で下り、川を上ってくる鮭が網にかかると双方の漁師が呼吸を合わせて網を上げて鮭を漁獲するというものです。ベテランならではのテクニックと漁師同士の阿吽の呼吸が必要な高度な漁法といえます。
その漁の模様を期間中平日は午前9時(水曜日は休漁)の1回、土日祝日は午前9時と午後1時の計2回見学することができます。300数十年続く伝統的な鮭漁をぜひ見学してみてください。