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ぶどうスキー場閉鎖の方針
2024年6月17日

村上市葡萄の市営スキー場「ぶどうスキー場」が、来シーズン(2024~2025シーズン)を最後に閉鎖の方針であることが分かりました。背景としては、スキー人口の減少や少子高齢化などの社会情勢、温暖化による小雪などの自然現象に加え、冬季の限定的な就労環境による従業員の確保など課題は山積していました。
国道7号線沿いにある同スキー場は、旧朝日村が1988年度に開業し、地元の子供たちのスキー教室をはじめ、市内外から訪れるスキー客らに親しまれましたが、近年は雪不足などの影響で客入りが最盛期の半分以下に落ち込み、財政的に厳しい状況が続いていました。
市民からは、子供たちへの将来的な投資、市民の健康づくり、観光面からも何とか存続してほしいという閉鎖を惜しむ声が上がっています。圏域では、関川村のわかぶな高原スキー場も2020年に閉鎖しています。