スタッフブログ 2013年8月分
畑でも鮭を収穫 [鮭・いくらの通販 新潟村上 永徳 鮭乃蔵]
2013年8月31日
いつもお読みいただきありがとうございます。
鮭・いくらの通販 新潟村上 永徳 鮭乃蔵の スタッフの『てつ』 です。
以前にも書いた通り当地・村上でも今年は何度か豪雨に見舞われ川の氾濫を警戒しなければならない状況となりました。幸い大事には至りませんでしたが、今のように治水設備が整っていない昔は度々洪水に見舞われることがあったようです。今でも川べりにある田畑は地盤が低いところが多く、一帯すべて川にのまれる状況は容易に想像ができます。
ある村の住民が書いた1860年(桜田門外の変で、大老井伊直弼が暗殺された年)の日記には「洪水のおかげで野も山も魚だらけとなった」と書かれていたそうです。大量の鮭の遡上と洪水が重なり水が引いた後、田畑の水溜りで鮭が獲れたそうですが、溢れんばかりの鮭が帰ってきていたのでしょう。「種川の制」が実施されてから約100年が経った頃の話ですが、順調に運営が続いていたことが伺えます。
さすがに青砥武平治も畑で鮭が獲れるとは思わなかったでしょう。
手前は旧城下町、奥の田んぼの方が日記を書いた村民が住んでいた地域(お城山から北方向の眺望)。
山の際に沿って三面川が流れています。