今年は8月27日（金）〜29日（日）に開催が予定されていた関川村の「大したもん蛇まつり」が新型コロナウイルス感染の影響で昨年に引き続き中止となりました。

大したもん蛇まつりは村上市に隣接する関川村の夏を彩る最大のイベントで、同村に伝わる「大里峠伝説」をもとにしたお祭りです。メインのパレードで使われる「大蛇」は2001年に世界一長いわらと竹で作られた蛇（長さ82.8m、太さ1.2m、重さ2t）としてギネス世界記録に認定されており、県内外からの見物客や参加者で例年大きな盛り上がりを見せます。

82.8mという大蛇の長さは、昭和42年8月28日に起こった羽越大水害に由来しています。104名という多くの犠牲者を出し、激甚災害に指定された大惨事を忘れることなく次世代に引き継ぐため82.8mとなりました。ワクチン接種の普及により、来年には再開されることを願っています。