村上市伝統の七夕祭りに参加する各町内が獅子舞を披露する「獅子舞の宴」が1月29日、村上市民ふれあいセンターで開催されました。笛や太鼓の音が鳴り響くなか、踊り手が各町内に伝承される獅子舞を踊ると、会場は熱気に包まれました。

七夕祭りは毎年8月16日、17日に行われ、19町内が屋台を巡行し、無病息災や商売繁盛などを願って獅子舞を披露します。200年以上の歴史を誇りますが、コロナ禍で中止や規模縮小が続いていました。

獅子舞は多くの観客が見守る中、14町内が順番に披露。それぞれ特徴のある踊りで観衆を魅了しました。全19町内の獅子頭の展示や飲食、雑貨ブースの出店もあり、祭りムードを盛り上げました。人口減少・少子化やコロナ禍で祭りの担い手が減っているなか、子供たちにとっては地域に伝わる伝統的な獅子舞の舞踊を体感する良い機会となりました。