村上名産の塩引鮭を市内の庄内町から小町の商店や民家などの軒先に吊るし、昔は町のあちこちで見られた冬の風物詩を再現したイベント「越後村上鮭塩引き街道」が開催されています。

この原料となる鮭は市内の瀬波温泉の納入業者で構成する瀬波温泉共栄会が提供し、市内6校の小中学校の生徒が授業の一環として、鮭の塩引き作りを体験したものです。例年生徒たちが塩漬けの工程まで済ませたものを弊社で預かり、熟成し洗い上げ、最後に寒風で干し上げて塩引鮭を完成させています。

村上市観光協会の職員や協力する学生達により、イベント前日の11月30日に塩引鮭の吊り下げが行われました。当イベントは12月20までの開催となっています。鮭の腹の切り方を途中で止める「止め腹」や頭を下にして吊るす干し方など、村上ならではの鮭の吊るし風景をぜひご覧ください。